
デロンギの全自動コーヒーマシンとして人気のある「ディナミカ」と「マグニフィカ」シリーズ。
この記事では、最初に基本的な「ディナミカ」と「マグニフィカ」の違いを紹介します。
さらに、「ディナミカ」と「マグニフィカ」の中にもモデルがたくさんあり、かなりわかりづらいので、これを選べば間違いないという商品を初心者にもわかりやすいよう解説します!
「ディナミカ」と「マグニフィカ」の主な違いを徹底比較
マグニフィカシリーズの詳細
マグニフィカは、デロンギの全自動コーヒーマシンの中でも人気が高く、特にマグニフィカSはエントリーモデルとして価格面でもお手頃な機種です。
基本的な機能として、コーヒー豆を挽く、淹れる、ミルクを泡立てるといった操作が自動で行えます。
また、マグニフィカシリーズには複数のモデルがあり、価格帯や機能に応じて選ぶことができます。
マグニフィカS (1番人気!) | マグニフィカ スタート | マグニフィカ スタート(ラテクレマ搭載モデル) | マグニフィカ イーヴォ (マグニフィカシリーズの上位モデル) | |
---|---|---|---|---|
モデル番号 | ECAM22112B(ブラック) ECAM22112W(ホワイト) | ECAM22020B(ブラック) ECAM22020W(ホワイト) | ECAM22062B(ブラック) ECAM22062W(ホワイト) | ECAM29081XTB(6メニュー) ECAM29064B/XB(4メニュー) |
価格 | 69,800円 | 99,800円 | 128,000円 | 168,000円 |
外形寸法(W×D×H) | 238×430×350mm | 240×440×350mm | 240×440×350mm | 240×445×360mm |
コーヒーメニュー | 3種類 (エスプレッソ/ドリップ/ロングコーヒー) | 2種類 (エスプレッソ/ドリップ) | 2種類 (エスプレッソ/ドリップ) | 2種類 |
ミルクメニュー | 手動4種類 (機種によって自動機能付きモデルあり) | 手動操作で4種類 (カプチーノ/ラテマキアート/カフェラテ/ホットミルク) | 手動操作で4種類 (カプチーノ/ラテマキアート/カフェラテ/ホットミルク) | 自動3種類 (カプチーノ/ラテマキアート/カフェラテ) |
ディナミカシリーズの詳細

ディナミカはデロンギの全自動コーヒーマシンの中では中級グレードに位置し、マグニフィカよりも機能が充実しています。
特にブラックコーヒーのメニュー数が豊富で、液晶パネル表示による操作性の良さが特徴です。
標準モデルとミルクタンク搭載モデルの2種類があります。
ディナミカ(標準) | ディナミカ(ミルクタンク搭載モデル) | |
---|---|---|
モデル番号 | ECAM35035W | ECAM35055B |
価格 | 138,000円 | 198,000円 |
外形寸法(W×D×H) | 幅240×奥行445×高さ360 | 幅240×奥行445×高さ360 |
カラーバリエーション | ホワイトのみ | ブラックのみ |
メニュー数 | 最大7種類のドリンクメニュー(エスプレッソ、ロングコーヒーなど) | 最大10種類のドリンクメニュー(エスプレッソ、カフェジャポーネ、ドッピオ+、ロングコーヒー、カプチーノ、ラテマキアートなど) |

次から、ディナミカとマグフィニカの具体的な違いについて解説していきますが、わかりやすく比較するためにも「ディナミカ標準」と、「マグフィニカS」の2つのモデルで比較していきます。
「ディナミカ」と「マグニフィカ」抽出メニューの違い
最大の違いはメニュー数です
ディナミカはとにかく抽出できるメニュー数が豊富です。コーヒーのメニューだけでもエスプレッソ、カフェ・ジャポーネ、ロングコーヒーなど様々な種類が可能で、濃さ(豆量)の調節も5段階で調整可能。
マグニフィカSは基本的なメニュー(エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ)の3段階です。
「ディナミカ」と「マグニフィカ」デザイン性の違い
ディナミカは、やや高級感のある質感で、操作パネルも液晶付きで近未来感もあります。
マグニフィカも高級感はありますが、よくある全自動コーヒーマシンといった見た目でシンプルです。
「ディナミカ」と「マグニフィカ」機能性の違い
ディナミカにはマイメニューという自分の好みのコーヒーを登録する機能があります。
マイメニューとは?
マイエスプレッソ、マイスペシャルティ、マイカフェ・ジャポーネ、マイドッピオ+、マイエスプレッソ LARGE、マイロングコーヒーの定量設定ができる
マグフィニカにはそのような機能はありません。
「ディナミカ」と「マグニフィカ」操作性の違い
ディナミカはソフトタッチ式ボタン+LCDディスプレイ搭載
→視認性と操作性に優れる
マグニフィカは回転ノブ+物理ボタン式
→シンプルで直感的だが、細かいメニューは少なめ
「ディナミカ」と「マグニフィカ」どっちがおすすめ?
ディナミカがおすすめな人
いろんな淹れ方でブラックコーヒーを楽しみたい人
コーヒーの濃さ・量・温度などを細かくカスタマイズしたい!など、ブラックコーヒーの様々なバリエーションを試したい方はディナミカがおすすめです。
また、気に入った設定は記憶させることができるので、毎日同じ味を楽しみたい方にもおすすめ。
ディナミカを購入すれば、メニューの豊富さと操作性の良さから、長く使い続けても満足度が高いと言えます。
マグニフィカSモデル以外で悩んでいる人
機能と価格のバランスを考えると、中途半端な価格帯のマグニフィカよりディナミカがおすすめです。
たとえば、ディナミカの標準モデルは定価で138,000円、マグニフィカ スタート(ラテクレマ搭載モデル)は128,000円なので1万円ほどしか変わりません。
それならいっそディナミカを購入したほうがコスパ的にもいいでしょう。

マグニフィカがおすすめな人
手軽においしいコーヒーが飲みたい人
シンプルな機能で十分だし、基本的なブラックコーヒーで満足する方
機能よりコストを重視したい人
コストを抑えつつ、豆から挽いた本格コーヒーを楽しみたいにはマグニフィカがおすすめです。
また、初めて全自動マシンを使うので、操作が簡単な方がよいという方にもマグフィニカの方が良いでしょう。

「ディナミカ」と「マグニフィカ」ユーザーの口コミ・評価
良い口コミ
・もっと早く買えばよかった!自宅で本格的なコーヒーを飲めて最高
・キッチンのインテリアとしては最高です
やはり、とにかく美味しいコーヒーを自宅で全自動で淹れられるというのは最高。
そして、あの見た目もやはり気分が上がりますね。
悪い口コミ
・豆の引き方や豆の量など調整できるので多少難しい
・機械音がだいぶうるさいです
・色々手入れが面倒くさいですが最高
悪い口コミとしては、やはり機能が豊富ゆえになかなか使いこなすまでに時間がかかるところでしょうか。
静音機能はついていないため、小さいお子さんが寝ている時や夜間など音を気にする場面では使用を控えた方が良さそうです。
また、自動洗浄機能などもついていますが自分で洗浄するものはあるため、そういうメンテナンスが苦手な方は面倒に感じるようです。
まとめ:デロンギのコーヒーマシンを買った時の注意点
結論としては、機能や使いやすさで勝る「ディナミカ」を選ぶか、コストを考えて「マグニフィカ」を選ぶかの判断になります。
ブラックコーヒーのメニューの豊富さ、液晶パネルによる操作性の向上、マイメニュー機能の便利さなど、上位モデルならではの機能が欲しい方はディナミカがおすすめです。
一方、基本的なコーヒーが飲めれば十分という方や、予算を抑えたい方はマグニフィカが適しています。
特にマグニフィカSモデルは価格が魅力的ですが、それ以外のマグニフィカSモデルを検討しているなら、少し予算を上げてディナミカを選ぶとコストパフォーマンスが良いかもしれません。
最後に、デロンギのコーヒーマシンを買った時は必ず製品登録をして延長保証をつけましょう。
デロンギファミリーというものに登録すると、コーヒーメーカーの保証が3年に延長できます。
口コミを見ていても、初期不良や動作不良で修理や交換になったという話がチラホラ…。
高い買い物ですので、保証がなくて故障した…という事態は避けたいところです。

デロンギの全自動コーヒーマシンは、長く使い続けることで本当の価値を感じられる製品です。ご自身のコーヒーライフに合わせて、最適なモデルを選んでくださいね!